こころあそびの記

日常に小さな感動を

復活

 

 一昨日の十三夜、昨夜の十四夜、そして今夜の十五夜スーパームーンだそうです。

 

 

 金木犀が一斉に咲き始めました。

 

 

 ちょっと珍しい銀木犀も。

 

 

 仕事帰りに期日前投票を済ませてきました。

 今回は、気合いを入れて投票しようとしたので、書き慣れた字でも、かえってはみ出したりして、集計の人にちゃんと読んでもらえるかと不安になったことです。

 そんなこと思ったこともなかった”大切な一票“という言葉の重みを、この年で初めて体験するなんて。お恥ずかしいことです。

 

 

 大仕事を終えて車のエンジンをかけたら、途端に流れたのは西田敏行さんの訃報でした。 

 まだ76歳。同年代という思いがありましたから、信じられないニュースでした。

 直ぐに、頭をよぎったのは、『もしもピアノか弾けたなら』です。歌いたくても、彼とはキーが合わなくて歌えない歌だと諦めて聴くだけの歌でした。

 今日、あらためて彼の業績を読んでいたら、彼はとても広い音域を歌いこなせる人だと知りました。道理で、シャドウイングができなかったわけです。

 

 

 

 早速、街頭に繰り出したテレビ局は、大阪駅前のインタビューで、「探偵ナイトスクープ」の局長の姿が思い出されると言う声を拾っていました。

 福島県出身の彼が、なんで大阪の深夜番組に出演されることになったのでしょう。

 いつか百田さんからチョイスに至ったお話が聞けるはずです。

 でも今は無理。きのうから、いよいよNHKも重い腰を上げて扱い始めましたし、今朝は読売が動画を流すところまできました。あと一押しで、全国ニュース入りです。

 そんな中で聞いた訃報。心根の優しい百田さんのことですから、この一報をどんな思いで聞かれたことかと、心中お察ししています。

 

 東日本大震災応援歌「花が咲く」を歌われていた西田敏行さんが思い出されます。

 東北をもう一度復活させたい。その願いは彼だけのものではありません。みんなで叶えたい大願です。

 西田敏行さんのご冥福をお祈りします。