こころあそびの記

日常に小さな感動を

秋はじまる

 

 わんこのおやつを買いにキューズモールへ。

 お店が開くまで、川沿いを散歩していましたら、いくつか発見がありました。

 写真の紫色の花は「紫紺野牡丹(シコンノボタン)」といいます。名前通りに蘂まで紫色で目を引きます。今からしばらく楽しめるブラジル原産の花だそうです。

 

 

 こんな近くで、この匂いが嗅げるなんて思いもしませんでした。

 空の美しさをカメラに収めることに夢中だった私の鼻を擽る匂いに気がつきました。

 その一角だけなんです。確かめようと行ったり来たり。

 そして、確信しました。私の周りを数本の「カツラ」が取り囲んでいたのです。

 予期せぬ出会いほど、心踊ることはありません。あの甘い香りが、見つけたよろこびと共に、まだ鼻先に残っています。

 

 

 今日は、久しぶりにサギにも鶺鴒にも会えました。

 暑さを乗り越えて長らえた命に拍手です。

 

 

 台風の動きが鈍くて、気持ちが定まらないことです。

 そんな私に、目を覚ませ!とばかり、うれしいお知らせが舞い込みました。

 幽霊会員化していますのに、いつも気にかけて下さる豊中市民活動センターからのお問い合わせでした。

 秋の出前講座の依頼です。

 今年は、1月の出前講座で始まり、秋の出前講座で終わる、という何とも幸せな年になりそうです。

 というか、こんな稚拙なお話しかできないのによろしいのでしょうか。

 「秋」か。何をお話しましょう。

 そうだ。福岡先生のお許しをもらって、”動的平衡“を織り交ぜたお話にしようかな。

 お手紙書かなくちゃ。

 そう思うだけで、俄然、心が体を動かし始めました。その経過こそが、健康講座の眼目とするところなんです。