
お弁当作りが終わって雨戸を開けたら、キラッキラに輝く朝陽が射し込んできました。
これは、もう、何処かに行け!というしるしだと考えてしまうほどパワー溢れる朝でした。
そんな直感に素直に従って青空の中に飛び出してみましたところ、煌めく光が誘った先は、淡路島でした。
過日、明石港からジェノバフェリーに乗って行った岩屋港の印象が未だ消えていないのに再訪しようと思うくらい、日帰りの旅行でも十分に楽しめる異空間が淡路島です。

ところで、よく訪日客が「日本人は親切でフレンドリーだ」と評するのを耳にしますが、私自身は外人が大の苦手だから、あちらがそれを察するのか、今まで声をかけられたことはありません。
たとえ、日本語で話しかけられても、それが英語に聞こえてしまうほどの英語難聴なんです。
でもね、そんな私に自信を持たせてくれるのが、MBSテレビで火曜日に放送されている「ロザンの道案内」なんです。
あれを観てから菅ちゃんの大ファンになってしまいました。大阪府立大学のなかもずキャンパスで勉強した菅ちゃんの賢さ満開のコーナーです。
彼が外人に会った時の、フランクでフレンドリーな接し方は、英会話教室では習えないものです。あのテンションでこっちから食ってやる!くらいの勢いでかからねばならないことを学習できる素晴らしい時間です。

閑話休題。淡路島に渡って、岩屋港でタクシー移動しようと乗り場で待っていたところ、平日はタクシー会社に電話しないと来てくれないと教えられて、予約電話して待っていましたら、外国人の家族がやって来ました。
ここで待っていても来ないことを教えてあげようと、娘さんらしき人に声掛けしてみました。
全く日本語は分からない体で、翻訳機を使って、「ブック」を探し出してくれまして、なんとか私が言いたいことを分かってくれたみたい。
そうか、“予約”は”ブック“と言うんだ。と、まず学習。
それから、タクシー会社の電話番号を教えようとして、そうだ!タクシー会社も英語じゃ困るよね、と思いついて私が電話してあげることにしました。
行き先はなんと、ゴジラミュージアム!わざわざ日本にまで来て行く所でしょうか。
外国人の興味って面白いです。

まだあるんです。次は高速バスのバス停でのこと。
こんな婆さんに訊かなくてもとは思いましたが、あたりに人影はなかったので仕方なしにでしょうが、「三宮行きの最終便は何時頃か」と外国人カップルの若い男性が、よりにもよって私に訊いてきたのです。
ここは下り線。三宮行き時刻表はあちらの上り線にしかありません。どうしようかと思案していたとき、うまい具合にバスがやってきました。
ドアが開くやいなや運転手さんに尋ねました。優しい運転手さんが時刻表を見て、「9∶30にあっちのバス停に来る」と教えてくださり、そのカップルは安心して出発していきました。
淡路島は外国人が多いとは、前に来た時、タクシー運転手さんから聞いていましたが、それを実感した本日でした。
岩屋港でタクシー待ちしていたファミリーは、無事にゴジラミュージアムに行けたかな?
バス停で出会ったカップルは最終便まで楽しめたかな?
日本語ならもっと親切にお世話できたのに、なにもかも中途半端であったことに申し訳ない気持ちがいっぱいです。
多分、昔、私が渡航した時も、向こうの方はそんな気持ちでいらしたのではないか。そんのことまで気づけた「道案内」でした。