
朝の散歩は千里中央公園に出かけました。
広い公園の西南の端に設置された「あほんだら獅子」に、今年もよろしくとお願いしたら、なぜかほっとしました。
立派な石像がここに置かれたのは、大阪の鬼門を護るためです。どうか今年も大阪平野をお守り下さい。

ラクウショウの殻が此処にもたくさん落ちていました。今までこの木の周りはいい匂いだなと通り過ぎていましたが、匂いの原因がわかったので、今日は立ち止まって深呼吸。
いい匂いに誘われたのは私だけではありませんでした。
見上げたら、小鳥たちが枝から枝へ。
お腹がオレンジ色で目の周りに白い筋のある小鳥を見つけました。ホオジロかな?だとしたら、お初にお目にかかります。

池の鴨はホシハジロだけでした。
観察小屋の近くにおられた男性に訊いたら、「朝7時から8時には岸の林に入って寝てしまう」とのことでした。
夜行性の鴨たちに出会うためには、早朝に出直しです。

青い空と白い雲を背景にした冬の裸木に惹かれます。
それを自分の言葉で捉えることはできませんが、ぴったりと言い当てた詩があります。そう、三好達治の「空のなぎさ」です。あの詩は彼がこんな情景を目の当たりにしたときに浮かんだのでしょうか。そうだとすると、老いたとはいえ、大詩人と同じものに惹かれた感性をうれしく思いました。
「 空のなぎさ
いづこよ遠く来りし旅人は
冬枯れし梢のもとにいこひたり
空のなぎさにさしかはす
梢のすえはしなめきて
煙らひしなひさやさやにささやくこえす
仰ぎ見つかつはきく遠き音づれ
落葉つみ落葉はつみて
あたたかき日ざしのうへに
はやここに角ぐむものはむきむきに
おのがじし彼らが堅き包みものときほどくなる
路のくま樹下石上に昼の風歩みとどまり
旅人なればおのづから組みし小指にまつはりぬ
かくありて今日のゆくてをささんとす小指のすえに 」
道すがら、こぶしの冬芽が膨らんでいますよ、とお教えてしたら、「本当だ。毎日通ってるのに・・」と微笑みを返して下さった人に出会えました。心を一つにできるって素敵なことですね。