こころあそびの記

日常に小さな感動を

清明前日

 

 アリーナのしだれ桜。やはり青空に桜はお似合いですね。

 さて、この春、一番記憶に残りそうなのは公立大学附属植物園で見た枝垂れ桜かもしれません。

 というのは、我が家の桜は寿命を考えて再生手術を施したばかり。咲いてはいますが、いつも通りに向こう側が見えないくらいには咲いていないのです。

 思えば、満開を写真に収め、子どもたちの成長記録にもなってきたのは庭の桜でした。

 ですから、わざわざ他の場所に出かけてお花見をしても、やっぱりうちの子が、という思いになってしまっていたのでしょう。

 植物園で、見上げるように高い所から枝垂れるしだれ桜は心に残る桜でした。あれから、あちこちで桜を見かけますが、手の届かない桜には出会えていません。

 今年の一番は附属植物園の桜に決定しそうです。

 

 

 こんな道の脇にたくましく咲くすみれ。”すみれ“という名前にだまされそうですが、本当は生き残る知恵を巡らす賢い花のようです。

 

 

 家庭菜園の一角で、水菜が花咲いていました。お鍋の季節が終わったのですね。

 

 

 山桜が美しいことです。

 写真を撮っていたら、通りかかった一人のライダーが、「きれいですね。あそこへは行けるのでしょうか?」と尋ねてこられました。

 「滝道の中ほどに“池田·五月山へ”という脇道がありますから、そこから入って行けるかもしれません。ただし、猿には気をつけて」。 

 あのハイキングコースの怖さをいやと言うほど知った私にできる忠告をさせていただきました。

 

 

 モクレンの美しさに引き寄せられていたら、同じ思いの男性が足を止めて、「もうおしまいですね」と。

 ほんの一週間のご無沙汰でも、自然の姿は、すっかり様変わりします。

 蝶々を見つけた彼は、「虫は気温が17度を境に動き出したり、冬眠に入ったりするんですよ。3/5は啓蟄。丁度、動き出す頃のことです」

 自然観察好きのおじさんがここにも。

 

 

 明日は清明

 青空と陽光の明るさが爽やかさを感じさせる季節です。