ポストに元気いっぱいのお便りが届いていました。
やさしい時間を過ごしていらっしゃることが文面に溢れています。
彼女にあやかって、今日も元気に過ごそうと思えました。ありがとうございます。
体が重いなぁと思う日も散策に出かけます。そこらじゅうに無料展示されている生きた自然図鑑を見ていると、ワクワクしてきて、いつの間にか快調になっています。
陽気は動くことで補充されることを実感できます。
気になる光景に出会えば、写真を撮って、Google検索という便利な機能を使えば、大抵のことは分かります。
あきることのない自然遊びです。
昨日、水月公園を歩いていると、小さくてかわいい色の実が鈴なりに生っていることに気づきました。
桜かしら?でもこの時期とこの色は違うよな。
そう思って調べると「エノキ」でした。
幹もズッシリした象の足のようだったので、自分の中で確定しました。
大きな樹木にこんな小さな実が無数について、小鳥たちに餌を提供するという自然循環を作り出したどなたかの配慮に頭が下がります。
豊さ、謙虚さ、助け合い。
なんといろんなことを教える自然でしょう。
エノキは落葉樹。裸になっても、幹が立派で思わず手を当てたくなる頼りがいのある木です。
公園を出たところの、「青面金剛」にお参りして、ふと、見上げるとネムノキに種が付いています。
あの繊細な毛束のような花からは想像できませんが、なんとネムノキはマメ科だそうです。
その正体を顕現するのが、この種です。
梧桐と同じく、”さや“のようなプロペラで遠くに飛んでいきます。
木に興味をもってから、上を見てだめなら、下を見てみます。
木の下には、、この時期、樹木を同定するヒントが落ちていることが多いからです。
かわいい栗の実を見つけました。
栗より小さいから、シナグリでしょうか。
幹は一抱えではきかない太さに育った大きな木です。
思わず歌いたくなりますよね。
「大きなクリの木の下で
あなたとわたし
仲良く遊びましょう
大きなクリの木の下で」
こんな大きな栗の木に出会うことも少なくなりました。
栗の木は堅くて丈夫ですから、建材に使われます。我が家の階段はもう半世紀、みんなの足に踏まれながらも元気です。