こころあそびの記

日常に小さな感動を

小さい秋

 

 今朝は阪大構内を散歩しました。

 木道が敷かれている静かな散歩道。大学っていいなぁ。と、昨日、お目にかかった82歳の女学生を思い出しました。

 50メートルを20数秒で走ったと聞けば、それは止めて!と聴衆。情報処理の授業は、お荷物の私のことは無視して先に進んでと申し出た話。などなど。

 彼女の近況報告にみんな釘付けです。

 たとえ高齢者であっても、毎日に目標があることで活気づけることを彼女が教えてくれます。

 そういえば、私の人生設計の中に、老後の学生生活がありましたっけ。大形先生に聴講させてもらったことで、それは叶ったように思う気持ちと、あと一歩という気持ちの間に居るようで、こういう本物の高齢大学生をみると心が騒ぎます。

 

 

 エノキの枝が大きく揺れてると思ったら、カラスが実をむしり取って食べていました。

 

 

 こちらはイヌビワですね。かわいらしい色に熟してきました。

 

 

 なぜに、あなたはそんなにかわいいの。エゴノキの実。

 

 

 ノブドウも色づき始めました。

 

 

 アオギリの種を乗せたボートがもうすぐ大量に漕ぎ出します。只今、準備中なり。今のところ、ただの一枚も舞い落ちていないという自然のタイミングに驚きます。

 

 

 しっかり括り付けられた札に「楷の木(学問の木)」と記されていました。

 基礎工学部の方々が平成28年に植樹されたといいますから十年目を迎えます。

 楷の木は岡山の閑谷学校の二本が有名で、秋の紅葉時にはたくさんの人が訪れる観光スポットになっています。人集めのために、ライトアップしたことと関係があるかどうか不明ですが、百年を経て順調に育った木に元気がなくなっているそうです。

 自然と共生なんて言いながら、自分たちのいいように扱ってしまう人間。

 百年先に、“阪大の楷の木”と評判になるほど大きく育ってくれることを願いました。