
何年も前に購入して積んであった写仏の本です。牧先生には申し訳ないほど、長らくお待たせしましたが、重い腰をようやく上げる日がやって来て、昨日から写仏しています。

と申しましても、なんと、そこらに転がっていたいつ買ったかも定かでない筆ペンでとりあえずの試し書きです。
というのも、大形先生のところで文化祭?みたいなものをなさるようなので、枯れ木も山の賑わいとばかり始めてみました。
消しゴムはんこも彫刻刀も100均。今や、何でも100均で揃う便利な世の中になりました。
「薬師如来」を篆書に置き換えて、適当に配置して彫りました。意外に好きかも。楽しくて集中できる時間でした。

さてさて、本日は明日の日本の命運がかかる大切な選挙日でした。
選挙前の下馬評では、小泉有利とのことでした。その理由が奮っています。
「担ぐ神輿は軽くてパーな方が良い」からだそうで、そう云われていることに、もっと怒って勉強して、次はそんなこと云わせないぞという姿勢を見せてくださいな。
結局、高市早苗新総裁が誕生しました。当然のこと、首班指名で総理大臣になられることでしょう。おめでとうございます。
いち早く、アメリカが声明を出し、男社会の日本で、初の女性総理が誕生することを歓迎すると報じていました。
ほんと、生きてるうちに、日本に女性総理が生まれる日が来るなんて、思いもよらないことでした。これで、政治家を目指す女性が徐々に増えていくことでしょう。
ものごとは、作為的に動かそうとしても動かないものです。時と人が揃えば、放っておいても動く時が来る、とは面白いものです。
その時が来て、作為的に男女平等とか男女参画社会とかをうたって金儲けを企んだ人たちを嘲笑っています。
自然は間違いない方へ運ぶ役割を持っているから、何もするな。無為自然。そんな古人の考えが二十一世紀にも通用することは、老荘の強みです。

高市さんが、初の記者会見でスムーズにお応えになれたのは、議員会館の自室にこもって、誰よりも勉強してこられたからでしょう。
今後は、その能力を全開させるのはもちろんのことですが、男たちの陰謀に負けない強さを持って事に当たってほしいと念じます。
弱い女という立場を強みに変えて、お仕事が全うできますようにと応援しています。
自民党が崖っぷちで踏み止まれるかどうか。
高市早苗さんの手腕に期待いたしましょう。