
今日は大暑期間の庚の日。
火が金を剋す凶日とされています。立秋すぎの庚の日が末伏ですから、この猛烈な暑さを抜けるのもあと少し。そう自分に言い聞かせて凌いでいます。

しかしながら、今日は山形県、秋田県の海沿いの町が大変なことになっています。
「大雨特別警報」が再三報じられ、河川の氾濫が、山形県側の鶴岡、酒田、遊佐町から秋田県に広がっています。雨雲レーダーで上の居座り続けている降水帯が不気味です。
ご当地の方々がご無事でありますように祈るしかありません。

芭蕉が酒田に入ったのちょうど今頃。旧暦で6/10(現暦では7/26)でした。
NHK「奥の細道をゆく」取材班編の『奥の細道をゆく』のなかで、酒田は宗教学者、山折哲雄さんが担当されています。
山折さんは「奥の細道」の中でいちばんの傑作を、
暑き日を海に入れたり最上川
ではないかと評されています。
この旅の目的地の一つが酒田であり、それは日本海を見たかったからではないかと山折さんは推測されています。
山折さんが滞在した間、晴れた日がなかったことから、次のように推測されています。
芭蕉は、この「暑き日を海に入れたり最上川」を創作したのではないかとおっしゃるのです。
『奥の細道』は、江戸に帰ってから推敲に推敲を重ねて出来上がった傑作。日本海の水平線に感動した芭蕉なら、それもありかな?
その後、訪ねる象潟も曇り。
素人考えで、大雨は西日本に多いものとばかり思っていましたが、今日の警報で、東北の日本海側もこの時期は曇天が続くことを知りました。
そして、線状降水帯の発生は、どこに起こっても不思議はないことも。
とても不謹慎なことですが、いつか訪れたい候補地に、山形県と秋田県を加えることにしました。
鶴岡の雰囲気を予習するには、やはり藤沢周平さんですよね。久しぶりに読みたくなってきました。