こころあそびの記

日常に小さな感動を

探し物は見つかりましたか?

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 手当たり次第に書きなぐれるようにノートを携帯しています。
 高校野球を見ながら経過を書いていたら裏表紙に到達してしまったので、漫画本をダシにして二人の孫を本屋まで連れ出しました。
 彼らが本を選んでいる間に、赤いピンク色の表紙のノートを買いました。表紙の色はその時の気分で決まります。今日はもう少し元気がほしいから、赤い色に手が伸びたのかもしれません。
 孫たちはまだ迷っている様子なので、こちらも本を見て回りました。ここの本屋は、小さいスペースに、この地区の住民が欲する本をチョイスしてあるので、今、住民が何に興味を持っているのか、あらかた分かります。
 平積みの本の中の「70歳が老化の分かれ道」(和田秀樹著)という絶妙な題名の本をパラパラめくると、”70代の医療との関わり方“という章に目が止まりました。
 (飲まないより飲んだ方が)長生きできる確証のない薬を律儀に飲む必要はないし、医師に勧められるがままに、がんの手術をする必要はない。健診も無意味だから受けなくていい。
 と、書いておられます。
 これは、働き盛りの方へのメッセージではありません。あくまでも、70歳になったらばという前提でということを、著者になり代わりまして申し添えておきます。
 その上で、まだまだ不確実な医療である以上、絶対これが正しいという方法はないことは知っておくべきだし、覚悟もしておくべきだという点で、私は和田先生のご意見を受け入れます。
 何を言ってるの?医療はこんなに発達しているじゃない。とおっしゃる方には、コロナ騒動で大混乱を起こしている現状をみていただきたいです。小宇宙といわれるこの生命が人間の力で解明できるはずがないのです。
 
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尼崎の長尾先生はイベルメクチンで大勢の人が回復していると報告されています。
 イベルメクチンはノーベル賞を受賞された日本人、大村智博士が土壌菌から発見されたことは周知のごとくです。安価な薬です。一回の服用です。
 しかしながら、いまのところエビデンスがないからという理由で使われていません。
 このことからしても、政治家や厚労省、それを更にややこしく掻き回す分科会や医師会の後手後手が見えてきます。
 何が正解かと探し物をするよりは、正解は私が持っているいのちだという強い信念さえあれば、迷うことはないように思います。
 そして、この世の答えは必ずこの世のどこかに隠されているという意味で、イベルメクチンを探し当てた大村智博士をご尊敬申し上げます。