こころあそびの記

日常に小さな感動を

2022-08-01から1ヶ月間の記事一覧

ご無事でありますように

絶好日和。 稲に穂が出て、ところどころ花が咲き始めています。 台風さんどうぞお手柔らかに通過ください。 標高差が200mあるだけで、なんだか空に近づいたように感じるというのに、毎朝、BSで拝見する2000m級の山の頂上に立つ人はどんな気持ちになるのでし…

外遊び

ポストに元気いっぱいのお便りが届いていました。 やさしい時間を過ごしていらっしゃることが文面に溢れています。 彼女にあやかって、今日も元気に過ごそうと思えました。ありがとうございます。 体が重いなぁと思う日も散策に出かけます。そこらじゅうに無…

優しくて手技も確かなお医者さん

千里川沿いを散歩してたら、ナンキンハゼに実が生って、ところどころ紅葉が始まっていました。 今朝の大阪は21度と冷え込みました。 カラッとした空気になって、息が楽になるのが秋です。 季節が巡ります。 「その年まで病気したことないなんて、みんなびっ…

秘める思いの行方

長かった『瓔珞<エイラク>〜紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃〜』70話を見終わりました。 何が大変って、字幕を読まないといけないのでテレビの前から離れられず、ほかのことが一切できない不便さを乗り越えての観了でした。 紫禁城は1987年に世界文化遺産に登録…

知識に先立つもの

突然ですが、大形先生のお勉強メンバーの中に、庭園を研究されている方があります。 彼は、長らく高校で漢文を教えておられましたが、今は引退されました。現役の教師でおられたときから趣味で庭園巡りを始められたそうで、現在は三冊目の自著の制作に励んで…

甦った望み

「水を運び 薪をとり 湯を沸かし 茶をたてて 仏に供え 人にも施し 我も飲み 花をたて 香をたき 皆々仏祖の行ひの あとを学なり」 お坊様をお迎えするために、久方ぶりに掃除というものをしていたら、この大好きなフレーズが浮かびました。 言うは安く、成す…

男らしく女らしく

三伏をつつがなく過ごして、今日、脱出することができました。 二十四節気では「処暑」。 暦の上では晩夏極まる頃となりました。 蝉に変わって虫の声。涼やかに奏でる秋の音です。 緑陰を提供していた街路樹も少し色褪せたように見えます。 車の中で、『男性…

権謀術数の世界

ハナミズキが実をつけています。 春が来たよと薄紅色の花を咲かせ、秋には赤い実で楽しませてくれる。 そのせいか、見かけることが増えました。 懐かしいジュズダマです。黒く色づいた頃には、誰かに摘まれるのかな。内緒の場所み~つけた。 カブトエビ。い…

樹木の秋模様

庭の桜の木の下に黄変した葉が落ち始めました。 樹上ではまたまだ頑張っている緑葉も多いのに、力尽きて散っていく葉に感慨を覚えるとは。物思う秋の始まりを感じます。 アジサイのうち、木陰に咲いていたものが、渋い色のドライフラワーになっています。 ア…

おいしさの演出

朝日を受けて羽を金色に輝かしてトンボが群舞しています。 名前は「赤トンボ」としておきましょうか。 明日は処暑です。 今週末には秋霖予報。梅雨明けが早かったように、今年は季節の歩みが前のめり気味です。秋の訪れが目にさやかに映る日も遠からじでしょ…

『ハウ』観てきました

「雨降ってきてん。せやから雨宿りしてんねん」 「雨上がったから、出てきてん」 急な雨。ヤギも私たちと同じこと考えて待避している様子がかわいいことです。 イオンで見かけたポスターに誘われて映画『ハウ』を観てきました。 日曜日の一回目でした。 孫娘…

イエロージンジャー

「有朋自遠方来 不亦楽乎」 (朋有り、遠方より来たる。 また、楽しからずや)『論語学而篇』 昨夕、この言葉通りのことが起こりました。 日没が早くなり、あたりがとっぷりと暮れて、街灯も輝き出した頃でした。 何度も何度もチャイムが鳴って、犬が鳴き続け…

晴れたらいいね!

傘の心配せずに出かけられるのは久しぶりです。 雨上がり、湿気をたっぷり含んだ重たい体を乾かしがてら、歩きました。 自然のページは毎日更新されていますから、新発見はその日限定のものもあって、お得なこと限りなしです。 刷毛で書いたようなすじ雲が、…

感情いろいろ

『プリズム』の第5話を見終わった直後の感想は、「盛りすぎじゃない?これじゃ収拾つかなくならない?」でした。 いや、そこが浅野妙子さんの腕の見せ所であり、伝えたいところかもしれないと冷静になれたのは、藤原季節さんのツイッターのコメントでした。 …

送り火

昨晩は、京都五山の送り火の中継をゆっくり見ました。 日中晴れていたので、大方の予想は三年ぶりの全面実施を楽観していたはずです。 ところが、点火直前の雷鳴と大雨。 点火準備に当たっておられた方には、不測の事態の勃発に緊張が走ったことでしょうに、…

桐一葉

昨日は三伏の最後、末伏でした。立秋以後、初めての庚(かのえ)の日。 あとは、燃えるような暑さが収まってくれるのを待つだけとなりました。 隣のお宅に大きな梧桐の木が植わっています。 秋になるたびに、大きな葉がカサカサになって落ちるのを見てきました…

『蒼穹の昴』だって!

たまに、電車に乗るのもいいものです。 電車が来るまでホームの掲示板を見て回っていると、大発見!宝塚歌劇雪組10月公演の『蒼穹の昴』のポスターを見つけました。 原作者の浅田次郎さんの渾身の作品の舞台化ですから、楽しみです。 宝塚歌劇なんて、と言わ…

白珠という宝

「漢方」を標榜しているにもかかわらず、漢方の話が少なくて、それを期待して覗きに来てくださる方には申し訳ないことです。 世間が健康情報で溢れていることからも、関心の高さがわかります。 それでも、健康になる方法を獲得する以上に大切なものがあるは…

お線香買いに

朝、ふと、来週にはお寺さんに月参りをお願いしてるのに、仏壇に好みのお線香がきれていると気づきました。 昼からは雨予報。 そうだ、今直ぐ出発しよう。 お線香を買うためだけに向かうは、興福寺。 雨にも合わず、興福寺東金堂に着きました。参拝のためお…

『鯨捕りの海へ』を観て

カナカナカナ、とヒグラシの鳴き声で目が覚めました。 弱々しい声が直ぐに止んでしまったのは、私の招ねきに応えてくれただけだったのでしょうか。 お盆が近づき、夏はようやく盛りを過ぎようとしています。太陽の力が少しトーンダウンしたと感じませんか? …

お魚になった私~

海に行くことは、健康面で大きな効果が期待できます。 「潮ごり」、「潮浴(しおあみ)」、「潮湯治(しおとうじ)」という言葉が残っているように、源実朝、鴨長明なども海水療法で病を治したそうです。 海に入らなくても、浜辺で波の音を聞き、海と空を区切る…

道に惑うは親心

「人の親の心はやみにあらねども 子を思ふ道にまどひぬるかな」 中納言兼輔の名歌です。 誠に子を育て上げることは、誰にとっても手探りであります。 私は本当に子育てが下手な母親でした。 順調に育っているように見えた長男を途中で発病させてしまったこと…

愛が溢れる世界

「夏の入道雲と秋の筋雲の共演です」と立秋の空を知り合いに送ったら、「観覧車が見えていますね。どこですか?」と返信あり。 「アドベンチャーワールド」に来ていることがばれてしまいました。 行き交う親子連れの「これは、一日で回りきれないな」という…

白良浜海水浴場

今朝の日の出は5時15分。 旅先の気の緩みから、起き出した時には山の端高く上っていました。 旅の空は、なぜか気がゆるんでいる分、広く大きく見えるような気がします。 寝坊を詫びながら、大空に駆け上がる太陽を見届けたことでした。 片や、海。海は広い…

『NHK俳句』をたまたま観て

『NHK俳句』。 自分とは縁がないと、じっくり見ることはありませんでしたが、ある日、武井壮さんが司会されてたので、どんなかな?と一回観てしまいました。 そうしたら、進行の上手さに見入ってしまいました。 アタマいいなぁ。 バラエティー番組を観ない私…

明日は立秋

明日は立秋。 暦の軸である二至(夏至、冬至)、二分(春分、秋分)、四立(立春、立夏、立秋、立冬)を、決めて四季の移り変わりを知り、農事に生かしたことが始まりです。 立秋といえば、だれでもこの歌を思い浮かべます。 秋来ぬと目にはさやかに見えねども 風…

上弦の月だったっけ♪~

「すごい空見せます!劇的気象ミュージアム」という題名に惹かれて、テレビ番組を録画をしたことを思い出して、再生してみました。 石原伸晃さんを筆頭に、空好きの方々が雲や空を語り合う番組でした。 雲も空も、刻一刻と姿を変えますから、映像も限られた…

お坊様の気づき

庭の百日紅がようやく咲き始めました。 晩夏。この花の盛りが終わる頃には秋ですね。 今朝、その花々を、カナブンが三匹、蜜を求めて花から花へと飛び回っていました。ところが突然三匹が同時に逃げるように去って行ったと思うやいなや、蜂が数匹やってきた…

勇気ってなんだろう

夏休み。リビングのテーブルで孫が公文のプリントを前に手が止まっていました。 「おばば、勇気ってなに?」と訊ねてきます。 覗いてみたら、『勇気ってなんだろう』(江川紹子著、岩波ジュニア新書)から、「野口健さん」の章が取り上げられていました。 江川…

光る瑠璃色

首を長くして待ってた郵便物が、ようやく届いてほっとしています。 中に大形先生が揮毫して下さった扇が入っていたからです。 仕事は多忙な人に頼め、というのは本当です。常に動いている人だから、その動線上で仕事をこなしていきます。 先生も、研究発表だ…